今回は私も過去にやったことのある『せどり』についてまとめました。
せどりは始めやすい分、多くの情報商材という落とし穴もあります。
私も副業をあれこれ探して2年さまよった口なので、「結局お金を払わせる流れ」に何度もうんざりしました。
なので今回は、せどりを「やってみました」と盛るのではなく、家庭持ちサラリーマンの自分が、課金する前に知っておきたかったことを整理しました。
そもそも「せどり」って何?転売と何が違うの?

せどりをひとことで言うと、安く仕入れて高く売って、その差額(利ざや)をもらう商売です。
たとえば、家電量販店の在庫処分コーナーで安くなっている商品を買って、Amazonで売る。これだけです。仕組み自体はびっくりするくらいシンプルなんですよね。
「それって転売でしょ?なんか後ろめたい」と感じる人も多いと思います。私も最初そうでした。
でも、よく考えるとスーパーもコンビニも、仕入れた値段より高く売っています。商社や問屋やお店が、それぞれ少しずつ利益を乗せて、私たちの手元に商品が届く。せどりは、その流通の一部に自分が入るだけなんですよね。だから違法でもなんでもありません。
問題なのは、別のものです。
後ろめたいのは「せどり」じゃなくて「転売ヤー」のほう
世間で叩かれているのは、買い占めて値段をつり上げる行為です。
- 限定ゲームを買い占める
- マスクやトイレットペーパーを買い占める
- ライブのチケットを転売する(これはそもそも違法)
これらは「必要な人に商品が届かなくなる」から問題になるんですよね。倫理がない商売は、たとえ一時的に儲かっても続かないと思います。
一方で、在庫処分品を仕入れるせどりは、誰も困らせません。お店は売れ残りを片づけたい、買う人は型落ちでも安ければ嬉しい。だからそこに乗るのは、後ろめたく思う必要はないと私は考えています。
「絶対稼げる」「誰でも成功」——この言葉が出たら一回止まる

ここが今日いちばん伝えたいところです。
せどりを調べると、必ず「誰でも月◯万」「このノウハウで人生変わる」みたいな話が出てきます。そして最後はだいたい、高額な塾や情報商材への案内で終わる。
調べてみて思ったのは、初心者がせどりを覚えるのに、高額な塾や教材はいらないということです。理由はシンプルで、稼ぎ方の基本は無料の情報でも十分わかるからです。
しかも、よく考えると変な構造になっています。
たとえば「せどりで月10万稼ぐ方法」を3万円で売るとします。10人に売れたら、それだけで30万円。これ、自分でせどりをやるより、ノウハウを売るほうが儲かっちゃうんですよね。だから「教えるのが本業」みたいな人が量産される。
本当においしい稼ぎ方なら、人は簡単に教えません。教えればライバルが増えて、自分が稼げなくなるからです。「30万円で教えます」と言われたら、その30万円を仕入れに回したほうがよっぽどマシ、というのが正直な感想です。
塾や商材そのものを全否定したいわけではありません。ただ、入るとしても「自分でやってみて、稼いだお金で、必要だと判断してから」で遅くないと思います。順番が逆になると、ただのカモにされてしまいます。
特別なスキルがない自分でもできる?必要なものは?
結論、特別なスキルはいりません。準備するものも、ほとんど無料か、すでに持っているものでまかなえます。
調べた範囲では、最低限こんな感じです。
- クレジットカード:仕入れに使う(VISAやMastercardがあればOK)
- スマホ:店舗で商品を調べるのに使う
- パソコン:ネットで仕入れる場合に必要(5万円前後の安いモデルで十分)
- プリンター:あると便利(なくても始められる)
そのうえで、商品が「いくらで・どれくらい売れているか」を調べる無料ツールを使います。たとえば「Keepa(キーパ)」など、Amazonの価格の動きや売れ行きを見られるツールです(こうしたツールは時期によって入れ替わるので、その時点で使えるものを選べば大丈夫です)。ここは無料版で十分で、いきなり有料ツールを買う必要はありません。

有料ツールは、ゼロを1にする魔法ではなく、すでに動いている1を、2や3に効率化する道具です。ゼロのうちにお金をかけても、ゼロのままなんで意味がない…

細かいやり方はそれぞれ奥が深いので、ここでは「こういう入り口があるんだ」くらいで大丈夫です。
- 店舗せどり:お店で安く仕入れてAmazonで売る。利益率は高めだけど足を使う
- 電脳(でんのう)せどり:ネットで仕入れてネットで売る。家から動かなくていいので副業向き
- ポイントせどり:楽天などのポイントを活用して、実質の仕入れ値を下げる。始めやすい
- 輸入・輸出:海外と日本のあいだで売買する
- 中古品販売:中古を仕入れて売る
ひとつ大事な注意点。どの方法であっても、中古品を仕入れて売るなら「古物商(こぶつしょう)許可」が必要です(新品だけを扱うなら不要)。「自分は店舗だから関係ない」ではなく、扱う商品が中古かどうかで決まります。個人でも、最寄りの警察署に問い合わせれば取れます。
(※使わなくなったものは別にいりません。)
家庭持ちで時間が限られている人だと、まずは電脳せどりやポイントせどりあたりが、生活に組み込みやすいのかなと思います。
騙されないためのチェックリスト
ここまでを踏まえて、私が「これは一回立ち止まる」と思った合図をまとめておきます。
- 「絶対」「誰でも」「必ず」と言い切ってくる
- すぐに高額の塾・商材・LINE登録に誘導される
- 「この商品が儲かる」と特定の商品を流してくる(紹介料目当てのことが多い)
- 不安をあおって有料ツールを売り込んでくる
- 売上のスクショだけ見せて「儲かってる」とアピールする(赤字でも売上は作れます)

少しでもおかしいと思ったらストーップ!!
最近はAIで都合のいい画像をいっぱい作れるので注意しよう。
じゃあ、まず何から始めればいい?

「いきなりAmazonで仕入れて売る」はハードルが高いと思います。なので最初の一歩としておすすめなのは、家の不用品をメルカリで売ってみることです。
これ、地味ですが「ネットで物を売る」流れがまるごと練習できます。出品して、売れて、梱包して、発送する。家も片づくし、多少の現金も入る。リスクはほぼゼロです。
ここで「物を売る感覚」がつかめてから、少額で仕入れに進めば十分だと思います。

私も最初はメルカリからでした。以外に使ってないものも多く家の中もスッキリするのでマジでオススメです。
だからこそ、順番はこうです。今日のうちに、家の不用品を1つメルカリに出してみる。 それで「ネットで売る」感覚をつかんでから、無料ツールで小さく仕入れを試す。塾や商材を考えるのは、自分のお金で稼げるようになってからで遅くありません。
副業に正解はなくて、あるのは自分に合う道だけだと私は思っています。焦らず、騙されず、まずは1個の不用品から始めてみてください。



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